13.写真に残る城郭、武家屋敷など(※市町村名は2024年6月現在)
城郭および武家屋敷などについては実際に訪れた所が殆どですが、たまたま通り道から見えた城郭を遠望したものなども含めてあります。
近年は城郭の復元が盛んで再訪すると大きく変化しているのが殆どですが、現存する資料に基づいた復元による変化ならば良いが、観光のための建設による変化ならば………。
なお、城郭の標記は「城跡」、「城址」でも「城」としてあります。
《 九 戸 城 》
二戸駅で東北新幹線から降りて私を組み立てた彼は、「近くに城跡があるから見に行く」という単純な思いで九戸城に向かった。
しかし、見学を終えた彼は「九戸政実の5千と錚々たる武将が名を連ねる豊臣軍6万が戦い、苦戦を強いられた豊臣軍の謀略により落城したそうだ。九戸政実とはどんな武将だろう」と、何気に私につぶやいていた。
そして、このつぶやきは後日に安部龍太郎氏の「冬を待つ城」を読み、理解できたそうです。