8.写真に残る峠、最高所、最高地点 など
※都道府県名および市町村名は国土地理院の地図による2023年4月現在
※標高は現地に表示のある場合以外は国土地理院の地図によるもので、おおよその高さを※を付して記載
※峠についてはバス停の表示があったものも含む
※私達が住む福井県については、国土地理院の地図の所在地が他県であろうと、地元第一の私達の考えから全て福井県に入れてあります
[30]福井県
ここに紹介する峠は、全てにおいて「積雪情報」はもとより、近年は「熊の出没」にも注意が必要と彼は言っています。
『熊』については、彼自身も数年前に一度だけ、自家用車で油坂峠を越えて福井に帰る途中で遭遇しており、「九頭竜湖沿いの国道158号線で、親子連れのクマが道路を横切って湖の方に行くのを見てビックリした」と、帰って来るなり輪行袋に入った私に教えてくれました。
《 谷 峠 》※石川県白山市
1981年8月。
山間を縫うように走るこの道沿いには、1957年に完成した小さいながらもアーチ式の「雲川ダム」があり、温見に入ると僅かながら視界が開け束の間の解放感に浸れる、この2か所が彼の大好きな場所。
なお、国道157号線は「酷道」としても有名らしいが、全線を走破している彼は一般的な道路として走っており、酷道という認識は全くなく、彼が走った範囲での酷道は「国道265号線」のみと言っている。
※「雲川ダム」と「温見」については、当ブログの『5.特に印象に残っている全都道
府県の思い出[26]福井県』で紹介させていただいています。
※「国道265号線」については、当ブログの『4.三大サイクリングについて[1]』と
『5.特に印象に残っている全都道府県の思い出[23]宮崎県』で紹介させていただ
いています
《 高倉峠 》から《 冠山峠 》
1981年5月に走ったこの旅行は、彼のサイクリングに於いて、日帰りながら最も疲れた旅行だったらしい。
彼は自宅を出て、今庄町(現在の南越前町)から高倉峠を越えて岐阜県の徳山村(現在の揖斐川町)に入り、冠山峠を越えて福井県に戻り池田町から武生市(現在の越前市)に抜け自宅に帰った。
彼は私に「武生までは問題なかったが、鯖江に入る頃から急に疲れ、やっと帰る事が出来ホッとした」と家が見えた時に言っており、今もこのコースを「俺のサイクリングで最も疲れたコース」と言っている。
この日は快晴で暑く、冠山峠はアマチュア無線の好適地と言う事を送受信をされている方から聞き、その時いただいた「氷の塊」は物凄く美味しかったと私に話していた。