5.特に印象に残っている全都道府県の思い出[9]富山県、石川県
彼と走った思い出は枚挙にいとまがないが、特に印象に残っているものを紹介したい。
(18)富 山 県
2003年10月26日。
天生峠から白川郷を抜けて上平村に入る。
越中五箇山の菅沼、相倉の合掌集落を見て平村の下梨に入るも宿は空いておらず、上平村の上梨まで戻る。
彼は基本的に戻る事を非常に嫌うが、この時は宿はすぐに見つかった上、民宿のご主人とも話が弾み『こきりこ踊り』には女性が舞う『おんな踊り』もある事、奉納される白山宮の拝殿内は外部にあるスイッチを押すと照明により誰でも見る事が出来るなどを知り、戻って良かったと言っていた。
ちなみに、この民宿の息子さん夫婦も『こきりこ踊り』を舞われるとのこと。
なお、彼は合掌集落では こじんまりとした菅沼集落が一番好きだそうだ。
(19)石 川 県
1987年4月1日。
港を囲うように家や作業場が有るも、人の気配を感ずることは殆ど無く、堂々とした灯台がどの場所からもそびえて見える荒涼とした平坦な島だった。
当時 聞いた話では、住民は夏期の漁期のみ定住する人が多いとの事。
なお、この日は国鉄が民営化されJNRからJRに移行した日でもあった。