5.特に印象に残っている全都道府県の思い出[10]静岡県、愛知県
彼と走った思い出は枚挙にいとまがないが、特に印象に残っているものを紹介したい。
(20)静 岡 県
2010年10月10日。
小学校で習った時に想像した、巨大なダムという思いが忘れられなかった佐久間ダム。
これを見たいがため飯田市を発ち、阿南町にて国道151号線から県道に入り、長野
県道1号線を南下。
天竜村、愛知県の豊根村を通って街灯が点き始めた夕刻 佐久間ダムに到着。
そこで目にしたのは、ダムの上を県道が走る巨大な重力式ダム。
そして、ダムを挟んで満々と水を湛えて広がる佐久間湖(天竜川)と、落差を実感させる放流側の下に流れる天竜川の光景。
これらは全て、彼の思いそのものだったようだ。
なお、走った県道1号線は長野、愛知、静岡いずれの県でも1号線だった。
(21)愛 知 県
2013年2月10日。
うららかな陽光の中、菜の花が咲く渥美半島。
田原市街に入ると、歩道にも菜の花のプランターが並べられていた。
城が好きな彼。
田原城址を見に行った際、田原市博物館の案内標識が目に付き、中味は全く知らないが「見てだけ行こうか」と期待もせずに見に入った。
しかし、出てきた時の感想は一変していて、「渡辺崋山の本物の資料だらけで凄い」と言い、この博物館を知人に紹介している。