「行った、銀輪走(走った)、見た、知った」……そして残った

サイクリングで駆け巡った彼との45年間

12.写真に残る港湾、船舶など(※市町村名は2024年1月現在)

港湾については利用した所が殆どですが、たまたま通り道にあった港湾も含めてあります。

なお、船舶は実際に利用したものです。

[24] 鹿児島県⑤ 薩摩川内市-2 (下甑島)

サイクリストとの挨拶について、彼は相手に無視されるのを承知で最期までこだわっていたが、逆に驚かされる事もあった。

 

2015年3月の下甑島。

この島で彼は「100%と言っても過言で無いほど、すれ違った子供から大人まで歩いている方には声を掛けられ、車を運転している方からは目礼されるという、かつてない経験をした」と言っていた。

この事については本当に驚いたようで、「甑島」とテレビ等で流れると彼は今も この話を持ち出している。

 

ちなみに、彼が走行中に全く見ず知らずの人から挨拶されたのは、1990年12月の種子島が初めてで、歩いて帰宅中の女子中学生からの「こんにちは」だった。

「その時は誰にしているのかなと思ったが、周囲をみても俺しかおらず、その地区では殆どの小中学生から挨拶された」と、私に話していたのが懐かしい。

 

彼が挨拶にこだわったのは、サイクリングを始めた頃、すれ違ったり追い抜いていく先輩方の殆どが挨拶をしてくれた事にあり、それが当たり前の世界だった。

しかし、自転車で旅行する人が増えると共にマナーは悪くなり、相互の挨拶についても返す人は殆どおらず、団体のリーダーでさえ「古色蒼然とした私」を漕いでいるためか彼に挨拶する人は無かったと言っても過言ではないと私は思っている。

  鹿島港  

2015.03.22 鹿島港での私達…薩摩川内市鹿島町

2015.03.22 鹿島港に接岸した「フェリー ニューこしき」…薩摩川内市鹿島町

2015.03.22 鹿島港に接岸した「フェリー ニューこしき」…薩摩川内市鹿島町

2015.03.22 里港に向け出港する「フェリー ニューこしき」の見送り風景…薩摩川内市鹿島町

2015.03.22 「フェリー ニューこしき」から見る鹿島港と藺牟田…薩摩川内市鹿島町

  長浜港  

2015.03.21長浜港に停泊する「フェリー ニューこしき」…薩摩川内市下甑町

2015.03.21 長浜港に停泊する「フェリー ニューこしき」…薩摩川内市下甑町

2015.03.20 「フェリー ニューこしき」に長浜港到着時の私…薩摩川内市下甑町

2015.03.20 「フェリー ニューこしき」に長浜港到着時の私…薩摩川内市下甑町

2015.03.20 「フェリー ニューこしき」のデッキ案内

  手打港  ※この港は利用していません

2015.03.21 手打港…薩摩川内市下甑町

2015.03.21 手打港…薩摩川内市下甑町

2015.03.21 手打港…薩摩川内市下甑町