9.写真に残る湖、沼、池など(※市町村名は2023年9月現在)
[7]群馬県
片品村役場で宿を聞くと丸沼高原のペンション村まで無いと教えてくれるも、ペンションのイメージは「若い女の子が利用するオシャレな宿」で、ズブ濡れの彼は「場違い」と思いながらも急坂に閉口しながら向かう。
日も暮れ暗い中、断られる事を想定している彼は、館内に人が見えたなら合羽を着たまま可否を聞く事としてペンション村に入り、「カレンズ」とあるペンションの玄関に母娘2人の遊ぶ姿が目に入る。
断られるだろうと思いながら雨合羽を着たまま声を掛けたところ、予想に反して「どうぞ」と言われ驚いていたのが懐かしい。
そして、翌日は打って変わって快晴となり、陽光の下で水面輝く「丸沼」と「菅沼」を見ながら金精峠に向かった。
※「合羽を着たまま」について、彼は宿泊の可否を聞く場合は、合羽を脱いで聞いていた。
ちなみに、予約なしでズブ濡れの彼と私を泊めてくれたのは全旅行に於いて三軒のみだった。
※その後、彼はこのペンションに家族や友人を連れ二度宿泊している。
《 丸 沼 》
《 菅 沼 》