5.特に印象に残っている全都道府県の思い出[13]奈良県、和歌山県
彼と走った思い出は枚挙にいとまがないが、特に印象に残っているものを紹介したい。
(26)奈 良 県
1979年10月。
彼は寺の境内や近くで見るのは勿論だが、稲刈りを終えた水田を挟んで見る塔は更に良いと思っている。
2009年4月11日。
十津川村にある「谷瀬の吊り橋」を見るためJR橿原駅を出発。
翌12日の朝、十津川に架かるイメージどおりの「吊り橋」に着く。
渡り終えて戻って来た彼は、「橋は真ん中に板を渡してあるだけで、渡橋中ずっと眼下に十津川が見え、絶景で迫力も満点」と言っていた。
なお、この旅行の写真も誤消去のため、JR橿原駅と真っ暗で本人にしか分からない天辻峠の2枚しか残っていない。
(27)和歌山県
2009年4月12日。
奈良県五條市からは国道168号線を南下し、熊野川に沿って新宮まで走るも予想外に楽なコースで、和歌山県に入ると道路は一段と良くなったように思う。
熊野本宮大社、熊野速玉大社のほか、現地で知った熊野本宮旧社地や南方熊楠に関係する場所にも寄ったが、彼はこの旅行で撮影した写真を誤って消去してしまった事を悔やんでいる。